.netドメインの意味とおすすめの理由を解説
.netドメインの意味と解説
.netドメインとは、ネットワークを意味する「network」を略して作られたジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)です。
世界的に人気のあるドメインで、登録数は1300万件以上にもなります。
最初はネットワーク関連の組織を対象としたドメインでしたが、対象外の人は使用できないといった制限があるわけではなく、どんなサイトにでも使用することができます。
ただ、文字通り「ネット」というイメージがあるドメインなので、Web系やIT系などのサイトに使用されることが多いです。
取得に必要な条件や取得数の制限はありません。
個人・法人問わず、誰でもいくつでも取得することができます。
.netドメインの詳細
ドメインの意味 | network(ネットワーク) |
---|---|
ドメインの種類 | gTLD |
管理団体 | ベリサイン(Verisign, Inc.) |
取得条件 | 条件なし |
取得数制限 | 制限なし |
日本語ドメイン | ○ |
Whois情報公開代行 | ○ |
料金の目安 | 年間約1,600円 |
※日本語ドメインとWhois情報公開代行は、ドメイン取得会社によって対応していない場合があります。
.netドメインのメリット
.netドメインには、「定番ドメインとして高い知名度がある」「ドメイン名に空きがある」といったメリットがあります。
定番ドメインとして高い知名度がある
1985年に作られた.netドメインは、30年以上もの間世界中で使用されてきており、定番ドメインとして高い知名度があります。
gTLDの中でも.comドメインの次に登録数が多く、著名サイトや企業サイトにも好んで使用されています。
ネットをしている人なら誰でも目にしたことがあるドメインなので、長いドメイン名や乱雑な文字列のドメイン名でなければ、怪しまれるようなURLにはなりません。
ドメイン名に空きがある
1300万件以上の登録数がある.netドメインですが、1億5000万件以上も登録数がある.comドメインに比べると、まだまだドメイン名に空きがあります。
そのため、すでに.comドメインで取得されてしまっているドメイン名でも、.netドメインなら取得できる可能性があります。
.comドメインの登録数が毎月数十万単位で増えているなか、同レベルの知名度を持つ.netのドメイン名に空きがあることは、これからサイト運営を始める方にとっても大きなメリットです。
.netドメインのデメリット
知名度が高く使いやすい.netドメインですが、「サイトによってはイメージと合わない」というデメリットがあります。
サイトによってはイメージと合わない
.netドメインは、「ネット」というイメージがあるドメインなので、サイトによってはイメージと合わない可能性があります。
その点で見れば、.comドメインのほうが汎用性があると言えます。
とはいえ、ドメインはインターネット上で使用するものですし、「ネット」というイメージに当てはまるサイトの方が多いと思います。
例えば、ブログのURLが「○○.net」だとしても、違和感はまったくありません。
ドメイン選びはサイト運営者にとって重要なことなのですが、そもそもサイト閲覧者がドメインの意味を気にすることはないので、正直そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。
「ドメインの意味とサイトの用途が合っている」というのは、あくまで違和感があるかないかの問題です。
使用しているドメインによって検索順位などに影響することはありませんので注意してください。
.netドメインはこんな人におすすめ
.netドメインは、知名度が高くどんな方でも使用しやすいドメインですが、Web系やIT系のサイトを運営する方には特におすすめです。
また、希望のドメイン名が.comドメインで取得できなかった場合の代替であったり、同じ組織内で別のサービスを行うサイトを作るといった場合にも、.netドメインは使用しやすいです。
ただし、.comドメインに比べるとまだまだ空きがあるとはいえ、短い単語のドメイン名は空きが少なくなってきています。
希望のドメイン名がある場合は、できるだけ早く取得することをおすすめします。
各ドメイン取得会社のドメイン料金やサービス内容、キャンペーン情報については、独自ドメイン取得会社の料金・サービス比較をご覧ください。